【元保育士の私が号泣】1歳10ヶ月の慣らし保育。「預けてごめん」と泣いた私が見つけた、親子で乗り越えるための3つの鍵

育児体験談

【はじめに】少しでも長く一緒にいたい。その願いが「罪悪感」に変わった日

5月生まれの息子。私は「一番かわいい時期、少しでも長く一緒にいたい」と願い、0歳児クラスではなく1歳児クラスでの入園を決めました。

当時、私は第二子を妊娠中。間もなく産休に入るというタイミングでした。 入園時の息子は1歳10ヶ月。周囲の子よりも月齢が大きく、知恵も体力もついてきた時期。

「初めて母と離れる息子」と「初めて我が子を預ける私」。 期待よりも不安が大きい春が始まりました。

玄関で響く「ママ―!!!!!」の声に、足が震えた

入園当初、周りの子が泣く中で不安そうな顔をしていた息子。 「また迎えに来るからね」と告げて離れた瞬間、園内に響き渡ったのは「ママ―!!!!!」という絶叫でした。

泣いている息子の顔を見るのは、本当につらかったです。 「いつか慣れる。必ず慣れるから今は辛抱」 自分にそう言い聞かせ、笑顔で手を振り、足早に去りました。

でも、一歩園を出ると涙が止まりません。帰り道は大泣きでした。

  • 「こんなにつらい思いをさせてまで、仕事をする必要があるの?」
  • 「私のエゴで、息子に悪いことをしているんじゃないか」

自宅に帰ると、そこには散らかったままのおもちゃ。息子がいない静まり返った部屋。 悲しくて、また涙があふれました。

衝撃のお迎え。カラー帽子を被ったまま床で泣き続ける姿

慣らし保育初日。お昼過ぎに園から電話がありました。 「息子くんが『ママと食べる』とずっと泣いています。お迎えをお願いします」

急いで駆けつけると、そこには衝撃の光景が。 みんなが給食を食べている横で、息子はカラー帽子を被ったまま、床に座り込んで大泣きしていました。

先生からは「外遊びの時もずっと門の前にいました。『ママはここから来る』と、ずっと探していましたよ」と聞かされました。 「私が欲張って入園を先延ばしにしたから、こんなに辛い思いをさせているのかも……」 そんな後悔で胸が締め付けられました。

【アドバイス】保育士の視点・母親の視点で伝えたいこと

2ヶ月間の格闘の末、息子が笑顔で「バイバイ!」と手を振ってくれるようになったのは6月のことでした。 当時の私のように、今「罪悪感」で押しつぶされそうなママ・パパへ、元保育士の視点から3つのアドバイスを送ります。

1. 「サッと立ち去る」ことが、最大の愛情

保育士時代、何百人もの登園風景を見てきました。 お母さんが去った後、実は子どもはコロッと切り替えて遊び始めることがほとんどです。 いつまでもなだめてしまうと、子どもの不安は長引きます。プロを信頼して、笑顔で「楽しんでね!」とサッと預けることが、子どもの自立を助ける一番の近道です。

2. 「泣く」のは、それだけ愛されている証拠

「こんなに泣くなんて、預けるのが早すぎた?」と自分を責めないでください。 泣くのは、それだけ家庭が安心できる場所であり、ママ・パパとの絆が深い証拠です。新しい環境に一生懸命適応しようとしている、子どもの成長の証でもあります。

3. 家に帰ったら「スキンシップ」で心の充電を

預ける時間が短くても、長くても、大切なのは「質」です。 お迎えの後は、家事が多少疎かになっても構いません。「大好きだよ」「頑張ったね」と、思いっきり抱きしめてあげてください。親の愛情が伝われば、子どもはまた明日、園という冒険に出かける勇気を持てます。

最後に:不安なのは「最初だけ」です

知らない環境、知らない先生。親子で不安なのは、新しい一歩を踏み出した証拠です。 毎日繰り返し生活していく中で、子どもは驚くほどたくましく、必ず慣れていきます。

それまでは、親の「強い気持ち」と「辛抱」が必要です。 そして何より、保育園を信頼してください。その安心感は、必ず子どもに伝わります。

あの日、息子と一緒に泣いた私だからこそ断言できます。 大丈夫。その涙の先には、笑顔で登園する日が必ず待っています。

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