元幼稚園教諭から一般企業へ転職して後悔した?27歳・未経験で飛び込んだ私の本音

保育士のキャリア

「幼稚園教諭から一般企業へ転職して、後悔しなかった?」

もし今聞かれたら、私は迷わずこう答えます。

「大変だったけど、転職して本当によかった」

もちろん、楽しいことばかりではありませんでした。

パソコンの操作が分からず恥ずかしい思いをしたり、同い年の社員と自分を比べて落ち込んだり。

営業職だったので、目標や数字に追われる大変さも経験しました。

それでも、27歳で幼稚園を飛び出して、知らない世界へ行ったことで、私の中の世界は大きく広がりました。

今回は、幼稚園教諭を7年間経験した私が、未経験で一般企業へ転職して感じたことを、きれいごとではなく本音でお話しします。


幼稚園教諭の仕事は楽しかった。それでも外の世界を見てみたかった

私は幼稚園教諭として働いていましたが、仕事が嫌いだったわけではありません。

むしろ、楽しかったです。

特に同僚には本当に恵まれていました。

年齢が近い先生が多く、退勤後も駐車場で1時間くらい話していたり、時々みんなでファミレスに行ったり。

「この職場を離れるのは、もったいないかもしれない」

そう思ったこともあります。

それでも、少しずつ、

「他にできることはないのかな」

と思うようになりました。

私は恥ずかしながら、お仕事ドラマが大好きでした。

都会でヒールをコツコツ鳴らしながら歩くキャリアウーマン。

そんな姿に、どこか憧れていたんです。

幼稚園教諭の私は、上下ジャージにスニーカー。

もちろんそれが嫌だったわけではありません。

ただ、

「一度くらい、キラキラした世界に行ってみたい」

と思いました。

人生は一回しかない。

その気持ちが、転職を考えるきっかけになりました。


27歳、未経験で一般企業へ

転職活動では、土日休みで未経験から挑戦できる仕事を探しました。

営業職だけではなく、営業事務にも応募しました。

実は保育園にも応募しています。

退職することはすでに上司に伝えていたので、いろいろな求人を見ながら次の仕事を探していました。

そんな中、求人票を見て、

「ここだ!」

と思った会社がありました。

実際に会社へ行ってみると、その気持ちはさらに強くなりました。

「やっぱり私はここで働きたい」

そう思い、その気持ちを面接でも素直に伝えました。

そして、採用が決まりました。


東京駅・23階のオフィス。毎日が新鮮だった

私が働くことになった会社の最寄り駅は東京駅。

オフィスは高層ビルの23階でした。

広々としたオフィスには観葉植物がたくさんあり、窓からの眺めも良い。

営業職だったので、20代の男女が多く、子育て中の30代のパートさんもいました。

みなさん本当に優しくて、

「なんていい人たちなんだろう」

と思ったのを覚えています。

幼稚園ではジャージにスニーカーだった私が、オフィスカジュアルの服を着て東京駅へ通う。

満員電車に揉みくちゃにされることさえ、当時は新鮮でした。

23階から外を眺めながら、

「私、すごいところにいるんだ。夢がかなったんだ」

と思っていました。

「ここで頑張ろう」

そう決めました。


ところが、初日から「私、大丈夫かな」となった

憧れていた会社員生活でしたが、現実は甘くありませんでした。

何より困ったのが、パソコンです。

タイピングは普通にできました。

でも、Excelはほとんど使えません。

初日は電源の入れ方から悩み、ショートカットなど基本的な操作も分からない。

一つひとつ教えてもらいました。

正直、すごく恥ずかしかったです。

幼稚園では7年間働いていて、自分なりに仕事ができるようになったと思っていました。

それなのに会社では、何もできない新人。

そのギャップに戸惑いました。


同い年なのに役職者。年下から教えてもらうことも

さらに落ち込んだのが、同い年の社員です。

私と同じ年齢なのに、すでに役職についている人がいました。

仕事も本当にできる人で、部下からの信頼も厚い。

責任者として問題を解決している姿を見て、

「かっこいいな」

と思いました。

一方の私は、パソコンの基本操作もままならない。

「同じ年数生きてきたのに、どうしてこんなに違うんだろう」

と情けなくなることもありました。

年下の人から仕事を教えてもらうこともあり、最初は少しやりにくさを感じました。

でも、年齢を気にしていても仕方ありません。

早く仕事を覚えよう。
早く結果を出そう。

そう思って、目の前の仕事に取り組みました。


営業職は想像以上に大変だった

営業なので、もちろん目標があります。

売上や利益について考えるのも、幼稚園教諭時代にはなかった経験でした。

繁忙期には、9時から20時頃まで働くこともありました。

職場までは片道1時間。

家に帰ったら簡単なご飯を食べて、ビールを飲んで、寝るだけ。

休日も疲れてぐったり。

正直、かなりきつかったです。

「一般企業に来たら、こんな大変さがあるんだ」

と実感しました。

幼稚園教諭と会社員。

仕事内容は違っても、それぞれに違った大変さがある。

転職して初めて、それが分かりました。


「私にもできた」と思えた瞬間

それでも、頑張っていると少しずつ仕事ができるようになりました。

あるとき、大きな紹介料につながる仕事が決まりました。

同僚も驚いてくれて、上司からも褒めてもらいました。

そのときは、本当にうれしかったです。

「私にもできた」

そう思いました。

パソコンもできなかった。

営業経験もなかった。

それでも、やってみれば結果を出せることがある。

この経験は、その後の私にとって大きな自信になりました。


転職して一番よかったのは「知らない世界を見られたこと」

一般企業へ転職して、一番よかったと思っていること。

それは、自分の知らない世界を見ることができたことです。

営業としていろいろな場所へ行き、初めて会う人と話し、都内の路線もたくさん覚えました。

営業マナーも学びました。

売上や利益について考えるようにもなりました。

幼稚園にいた頃の私は、幼稚園という世界しか知りませんでした。

でも、一歩外へ出てみたら、

「世の中にはこんな仕事があるんだ」

と知ることができた。

もちろん、転職すれば必ず今より幸せになるわけではありません。

私自身、転職後に大変な思いもしました。

それでも、

「あのとき挑戦してよかった」

と今でも思っています。


幼稚園教諭から転職するか迷っているあなたへ

もし今、

「幼稚園教諭を辞めたい」

「でも、他の仕事なんてできないかもしれない」

と悩んでいるなら、いきなり退職を決めなくても大丈夫です。

まずは求人を見てみるだけでもいいと思います。

私も最初から「絶対にこの会社へ転職する」と決めていたわけではありません。

いろいろな求人を見て、応募して、その中で「ここで働きたい」と思える会社に出会いました。

私の場合、転職して大変なこともたくさんありました。

それでも、自分の知らない世界を知れたことは、かけがえのない経験でした。

あの頃の自分に伝えるなら、

「迷っているなら、納得できる場所を見つけたときに挑戦してみて」

と言いたいです。

時間は有限です。

人生は一回だけ。

やってみたいことがあるなら、自分の直感を信じてみてもいいのではないでしょうか。


転職するか決める前に、まず求人を見てみる

「今の経験で応募できる仕事ってあるのかな?」

そう思ったら、まずは求人を眺めてみるところから始めてみてください。

転職を決める必要はありません。

「こんな仕事もあるんだ」と知るだけでも、今まで見えていなかった選択肢が見つかることがあります。

私も、求人を見たことが最初の一歩でした。

💡 無料で求人をチェックしてみる
まだ転職するか決めていなくても、どんな求人があるか知るだけで選択肢が広がります。(※登録・相談はすべて無料です)

あわせて読みたい

保育士・幼稚園教諭におすすめの転職先7選|資格・経験を活かせる仕事を元経験者が解説

元幼稚園教諭の転職活動|未経験から一般企業へ転職した私がやったこと

幼稚園教諭を辞めたいけど転職が怖い…辞める前に試したい7つの思考整理術

コメント

タイトルとURLをコピーしました