この記事の要点(30秒でわかる結論)
- 保育園事務はこんな仕事: デスクワーク(書類・集金管理・備品管理)から、施設修理対応・現場ヘルプまでこなす「園の何でも屋」!
- 最大の魅力: 担任の重い責任や持ち帰り仕事なしで、大好きな子どもと笑顔で関われる
- 大変なところ: 提出書類の締め切り中に「〇〇組へおねがいします!」「トイレ壊れた!」が重なる過酷なひとりマルチタスク
- こんな人におすすめ: 担任としての働き方はお休みしたいけれど、子どもに関わる仕事や裏方サポートがしたい方
「幼稚園教諭の経験を活かしたいけれど、毎日クラス担任を続ける働き方に少し疲れてしまった…」
「子どもと関わる仕事は好きだけど、もう少し違う働き方をしてみたい」
そんな方に選択肢のひとつとしておすすめしたいのが、「保育園事務」という仕事です。
私は幼稚園教諭として7年間働いた後、一般企業へ転職し、保育士キャリアコーディネーターとして働いていました。その後、縁あって認可保育園の事務員として働いた経験があります。
実際に働いてみると、保育園事務は単なるデスクワークではありませんでした。事務作業をしながら子どもたちとも関われ、幼稚園教諭としての経験を活かしやすい仕事だと感じました。
この記事では、元幼稚園教諭の私が実際に働いた経験をもとに、保育園事務の仕事内容、必要なスキル、本音のメリット・デメリットを紹介します!
保育園事務のリアルな仕事内容
「事務=一日中パソコンに向いている仕事」と思われがちですが、私が勤務していた認可保育園では、デスクワークから現場サポート、施設管理まで幅広く担当していました。
1. 園の運営・バックオフィスを支える事務・お金の管理
私が実際に担当していた具体的な事務業務は以下の通りです。
- 保護者向けのお便り作成: 園だよりや行事案内などの作成・印刷
- 園児情報の入力や管理: 園児データ入力や児童票・各種台帳の管理
- 職員の勤怠管理: 出退勤データの確認やシフト管理のサポート
- 書類作成やファイリング: 各種申請書類・園内文書の作成と整理
- 電話対応・来客対応: 保護者や地域の方、外部業者からの電話・窓口対応
- 集金や小口現金の管理: 保護者からの集金対応、出金・入金管理、小口現金の出納管理
- 自治体へ提出する書類作成: 認可園のため、自治体へ提出する重要書類の作成や調整
- 園内の備品管理: 文房具や保育用品などの在庫管理・発注対応
2. 園の安全を守る「施設管理・業者対応」
担任の先生方はクラスの子どもたちに集中するため、園内のトラブル対応はすべて事務の仕事になります。「トイレが壊れた!」「おもちゃが割れた!」といった園内の安全管理から、修理業者さんへの連絡・調整・立ち会いまで、まさに園の何でも屋として立ち回っていました。
3. 現場クラスへの保育ヘルプ
急な職員の欠勤や行事準備などで人手が足りないクラスへ入り、子どもたちの見守りや保育補助を行っていました。

幼稚園教諭の経験は保育園事務で活かせる?
結論から言うと、幼稚園教諭の経験は大きな強みになります!
保育現場では、
- 子どもの様子を見る力
- 周囲を見ながら動く力
- 保護者対応で培ったコミュニケーション力
- 急なトラブルへの対応力
など、一般的な事務職では身につきにくいスキルを毎日使っています。
私はクラスのヘルプに入った際も、7年間の経験があったため、子どもの様子を見ながら「今どんなサポートが必要か」を考えて動くことができました。「保育しか経験がない」と感じている方も、その経験は決して無駄になりません。
保育園事務に必要なパソコンスキル
「事務職だからパソコンが得意じゃないと無理なのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、私の場合は高度なスキルは必要ありませんでした。必要だったのは、
- 文字入力(タイピング)
- Wordでお便りなどの文章作成
- Excelの決まったフォーマット(集金や勤怠データ)への数字入力
など、基本的な操作です。VLOOKUPなどの複雑な関数や専門的な知識を求められることはありませんでした。
園によって違いはありますが、基本操作ができれば十分挑戦できます。
保育園事務として働いて感じたメリット
① 事務と保育、両方の経験ができる
デスクワークだけではなく、適度に子どもたちと関われるのが魅力です。「保育は好きだけど、毎日担任としてクラス運営をするのは少し負担…」という方には、とてもバランスの良い働き方だと感じました。
② 幼稚園教諭の経験をそのまま活かせる
保育の流れや子どもの発達を理解していることは大きな強みです。事務員であっても園全体を見る視点が求められるため、現場経験がとても役立ちました。
③ 担任とは違う立場で子どもと関われる
担任業務とは違う立場で、子どもと関わりながら事務スキルも身につけられる。保育園事務の場合は、いい意味で肩の力を抜き、子どもたちの成長を近くで感じられる点が魅力でした。
保育園事務のデメリット・大変だったこと
もちろん、良いことばかりではありません。リアルな大変さもお伝えします。
① 仕事内容が幅広く「何でも屋」になりやすい
事務作業だけでなく、業者への連絡、園内設備の対応、急な保育ヘルプなど、さまざまな仕事を担当するため臨機応変な動きが求められます。
② 提出書類の締め切り中に「〇〇組へおねがいします!」と重なる過酷さ
自治体へ提出する絶対に遅れられない書類を作成している時に限って、「〇〇組へおねがいします!」「業者が来ました!」と次々に声がかかり、作業が中断されます。締め切りに追われながら一人で多岐にわたる雑務やヘルプをこなす時間は、正直かなり焦りました。
③ 担任手当などがなく収入が下がる場合もある
担任を持たない働き方の場合、担任手当などがつかないため、幼稚園教諭時代より収入が下がるケースもあります。責任や業務負担とのバランスを考えることが大切です。
保育園事務に向いている人
私の経験から、保育園事務に向いているのは以下のような方です。
- 保育経験や資格を活かしたい人
- 子どもと関わる仕事を続けたい人
- 担任以外の働き方を探している人
- 集金管理や書類作成など、事務作業・サポート業務にも興味がある人
- 「何でも屋」として臨機応変に対応できる人
ただし、保育園事務の仕事内容は園によって大きく異なります。応募前には「事務専門なのか」「保育補助や施設管理もあるのか」を確認しておくことがおすすめです。
保育園事務の求人をスマートに探す方法
保育園事務は、保育士求人と比べると募集数が限られている傾向があります。
そのため、「保育士 求人」と検索するだけでは、希望しているような「担任以外の働き方」を見つけるのが難しい場合があります。
私自身、転職活動を経験して感じたことがあります。
それは、幼稚園教諭や保育士として毎日当たり前に行っていたことが、実は外の世界では大きな強みになるということです。
子どもの変化に気づく力、保護者とのコミュニケーション力、周囲を見ながら動く力。
これらは、長年保育現場で働いてきたからこそ身についた、価値のあるスキルです。
しかし、保育業界だけで求人を探していると、「担任を持たない働き方」や「今までの経験を活かせる事務職」を見つけるのは意外と難しいことがあります。
そこでおすすめなのが、保育業界に詳しい転職サービスを利用して、自分では見つけにくい求人情報を集める方法です。
希望条件を伝えることで、「保育園事務」「保育補助」「企業内保育」など、自分に合った働き方を探しやすくなります。
▼ 保育園事務や担任以外の働き方を相談したい方へ
\相談・利用はすべて無料/
一般企業(オフィスワーク)への転職も気になる方へ
「保育園事務もいいけれど、思い切って一般企業のOLやデスクワークにも挑戦してみたい…!」
そんな思いが少しでもある方は、私が過去に幼稚園教諭から一般企業の営業職(キャリアコーディネーター)へ未経験転職した際の実体験記事もぜひ参考にしてみてください。現場の経験がどう活きたのかをリアルに書いています!
👇 あわせて読みたい異業種転職ストーリー
[【異業種転職】元幼稚園教諭が27歳で一般企業へ!現場のスキルが外の世界で最強の武器になる理由(結婚の裏話も)]
まとめ|幼稚園教諭の経験は新しい働き方でも絶対に活きる!
幼稚園教諭から保育園事務へ転職したことで、私は「保育経験にはたくさんの価値がある」と改めて感じました。
保育園事務は、
- 「子どもと関わる仕事は好き」
- 「担任として働き続けることに迷いがある」
という方にとって、自分らしく輝ける素敵な選択肢になります。
保育の経験は、現場だけでしか役に立たないものではありません。自分に合った働き方を探すことで、これまで積み重ねてきた経験を活かせる場所はきっと見つかります!


コメント